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  • Kodansha

    Anime NYC 2025 with Kodansha: Beyond the Booth

    Agency
    Hakuhodo

    アメリカのコスプレ熱狂が存分に炸裂したAnime NYC。ジャコブ・ジャヴィッツ・コンベンションセンターには、キャラクターになりきったコスチュームやアバター、そしてエネルギーが溢れていました。今年、Hideoki & Co.は講談社のブースをイベントの中心にデザイン・制作しました。

  • 私たちはいつも“現場主義”。会場で本を積み上げ、ファンと話し、新しい来場者を迎え入れる──ただのブース設営ではなく、人が集まるハブを作ることを目指しました。

    ファンのお目当てはひとつ、マンガ。ヤングマガジンは、19作品の中から「どれを連載すべきか」の投票と引き換えに、無料で特大版マンガを配布しました。反響は想像以上。開催2日目には、4日間で4,000冊用意していた本が足りないと判明!配布が終了した後も、私たちは手をこまねいてはいません。美しく積み上げられた本の写真を使った大型サインを制作し、「Webで読んで、投票してね!」と呼びかけたのです。

  • 本がなくても交流は続きました。ファンは原画を鑑賞し、自分の推しマンガについて語ってくれました。アメリカン・コミックスとの違いや、日本では新作マンガが毎週発売されることを知った時の驚きとワクワクは、まさに未来への熱気を生み出しました。集まったのはジェネレーションαからX世代まで、あらゆるバックグラウンドの人々。共通するのはマンガへの愛。その声は、講談社にとって新しい指針になるはずです。

    舞台裏では、ヤングマガジンの大型ポスターを印刷し、紀伊國屋書店の全米店舗に掲示されるよう手配。クオリティを徹底的に守り、会場の外にも広がる存在感を作り出しました。

    これこそが私たちの価値。デザインし、制作し、先を読み、適応し、クライアントとファンをつなぐこと。
    それが、私たちの愛する仕事です。